震災流木のバイオリンで演奏会

命の大切さについて考えてもらおうと、東日本大震災の津波で大きな被害を受けた岩手県陸前高田市の松などの流木で作られたバイオリンの演奏会が、千葉県浦安市で開かれました。

この演奏会は、震災で液状化の被害を受けた浦安市の市民団体が、音楽を通して絆を深めようと開いたもので、会場の浦安市文化会館には、市内の子どもたちなどおよそ200人が集まりました。
バイオリンは、津波で大きな被害を受けた陸前高田市の松とかえでの流木で作られ、裏側には、津波に流されずに1本だけ残った「奇跡の一本松」が描かれています。
会場では、浦安市出身のバイオリニスト、北牧香絵さんがイギリスの作曲家、エルガーの「愛の挨拶」など3曲を演奏すると、大きな拍手が送られていました。
北牧さんは「新しいバイオリンなのに、とてもいい音がします。震災で被害を受けた方には、癒やしの時間を、それ以外の方にも被災地に思いを寄せてもらえたらと思います」と話していました。
また、子どもと演奏を聴きに来た30代の女性は「とてもきれいな演奏で、流木で作られたバイオリンと聞き、驚きました。復興のために何か協力できたらと思いました」と話していました。

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